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水曜日, 6月 23, 2004

バーチャルウォーター(仮想水)と日本の食料自給率との関係性 前回より詳しく説明します。

日本の食料自給率はカロリーベースで40%!
これは先進国ではダントツに低い!

と言うと
「自給率が低くたって輸入すればいいんじゃないの?」
って言う人がいますよね?
でも、本当にそれでいいんですか?

例えばポストハーベスト農薬という問題(収穫後に腐らないよう保存薬をまく)や
もし輸入されなくなったら・・・という問題、
日本の自然環境を手入れしないために荒れ放題になってしまうなどが
出てきます。

そこで、「輸入されなくなったら・・・」について考えてみると
現実的にあり得る可能性が「バーチャルウォーター」という考え方。
つまり、輸入先での『水不足』が起こった時です。

バーチャルウォーターとは、
例えば豚肉を生産するために
畜産農家は豚にエサ(飼料)と水を与えます。
この豚を生産するまでにかかった「水の総量」を計算したものが
『バーチャルウォーター』なんです。

ここで注意しなくならないのは、
エサである『飼料』です。
エサ(飼料)は小麦やトウモロコシを与えます。
この小麦やトウモロコシを生産するためにも水が必要になってきますよね?
このエサとなる小麦を1トン生産するのに2000立方メートル、
トウモロコシでは1トンあたり1900立方メートルが必要になるんです。

そして、豚肉1トン生産されるまでに5900立方メートルが必要になるんですね。

つまり、人間が普通に水を飲む分では考えられないくらいの
水が必要になるんです。

特に、家畜を生産するためには
大量のエサ(小麦やとうもろこし)が必要になるんです。
また
家畜の生体を1kgつくるのに
鶏では4kg、豚では7kg、牛では11kgものエサ(小麦やとうもろこし)が必要です。

そこで輸入量を見てみると
小麦497万3千トン、トウモロコシ1678万8千トン、
牛肉76万3千トン、豚肉110万1千トン、鶏肉66万2千トンです。

ここに生産するために必要な水の量を計算するんです。
すると
日本は1年間に640億立方メートルもの水を輸入している計算になるんです。

また身近な食べ物でバーチャルウォーターを計算してみると
牛丼(並)2000リットル
ハンバーガー1個:1000リットル
月見ソバ1杯:750リットル

この数字を見てどう思いますか?
牛丼1杯に2トンもの水が使われているんですよ!

水の危機とは
飲み水の不足よりも
「輸入供給、生産するために必要な水量の確保」が重大、現実性が高いんです。
輸入ストップが考えられるんです。

だから、輸入先で水不足が起こったら・・・という点や
実際に世界人口の大多数を誇る中国の
食肉消費が増えている点、
大型種になるほど
水が必要になる点からも
日本の食料自給率
肉の消費量を意識する事が大事になってくるんです。

また、一人一人の健康問題から見ても
「肉食」は考えなければならない点です。(自分エコプロジェクト参照)

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