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日曜日, 4月 17, 2005

高遠菜穂子 「愛してるってどういうの?」

久しぶりに「愛してるってどういうの?」を読み返した。
昨年の夏に一度読み終えていたものの
なんだか本棚の中から僕を見ているようで、
気になって読み返した。

高遠さんはちょうど1年前に
イラクで拉致られ、
『自衛隊撤退騒動』や
『自己責任論』が問題になった。

あの当時、僕は
「何でこの時期に・・・
アホなんじゃないの」って思った。

その1ヶ月前の3月中旬(2004年)、
「卒業1人旅」でスリランカにいた。
その時に京大生の2年生と会った。
彼はフセイン政権が
アメリカに倒される(48時間前勧告)直前の
ビザを取っていた。
彼は結局、『危険』という事で
イラク入国はしなかったらしい。

あれから1年。
今、改めて読み返すと
「このお姉さん、
貴重な経験を確実に積んでるなー」って思う。

大学に入学して直に、
『TRF』という言葉を習った。
T:Traveling(一人旅)
R:Reading(読書)
F:Frend(友達)

「人間が成長する時は『不測の事態』に直面した時」なんだそうだ。
そして、大学4年間で
「世界の様々なところへ行き、
たくさんの本を読み、
人生における最高の友達をつくって下さい。」と。

僕もその当時、同じような事を知人から聞いていたし、
同じような事を考えていたから
すんなりその言葉が受け入れられた。

確かにあの時にイラクに入ったのには
賛否両論があると思う。
僕も反対側。

だけどね、さっきアマゾンの
カスタマレビューを読んでいたら
余りにもボロくそに書かれていて
可愛そうに思えた。

このカスタマレビューを書いている人たちは
「本当に読みきったのかな?」
「一体、どこを読んだらあんなに
内容を読み違う事があるのかな?」って思う。

「何で高遠さんは日本国内の被災地へ行かないの?
偽善者じゃないの?唯の海外好きじゃないの?」
なんて書いている人もいたけれど、
それはちょっと違うんじゃないの?

恐らく彼女は「自己発見」をしながら、
外から日本を見つめた事で
日本人が見失いかけているモノ
忘れかけているモノを
気付かせたい!
知らせたいって思っているんだと思う。

その点で、僕はスゴク共感できた。
『個人的な感情=イラクへ行って迷惑を掛けやがって』
を取り除いて読むと
この本、カナリ凄い本だと思う。

「いつかお会いしたい!」って思った。


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